■ こないだ作ったPerlスクリプトでは、必要なデータを全部コード内に書いた。インタープリタ言語のいいところだ。データを追加したければスクリプト本体を書き換えればいい。
しかしC#では、データとコードは分離させる。データ形式は次の候補を考えた。
- CSV形式: カンマ区切リテキスト、エクセルで編集できる
- XML形式: タグ付き構造化テキスト、ライブラリが充実
- JSON形式: ジェイソン、便利そうだが使ったことがない
■ とりあえず動作確認用のXMLデータを手作業で作る。
- メニューから、[プロジェクト]-[コンポーネントの追加]-[ファイル]
- カテゴリは[Visual C# アイテム]-[データ]
- ファイルの種類は[XMLファイル]を選択
- ファイル名をNicoCheckGuiData.xmlとして、[追加]ボタン
- XMLエディタで、下記※のダミーデータを入力する
- ソリューション内のNicoCheckGuiData.xmlをクリックし、ファイルのプロパティを表示
- [ビルドアクション]を、"コンテンツ"にする(すでになっている)
- [出力ディレクトリにコピー]は、"新しい場合はコピーする" を選ぶ
■ このXMLのitem要素を、C#コードではデータ保持用のNicoInfo型に変換して扱うことにする。
まずForm1.csのコードウィンドウにSystem.Xmlのusing宣言を追加する。
次のようなNicoInfo型の定義を追加する。
データを読み込むLoadData()と、表示用のUpdateListVewi()を記述する。
作成したメソッドは、FormのLoadイベントハンドラから呼ぶ。
■ この段階でまたテスト実行してみよう。
- メニューから、[デバッグ]-[デバッグの開始]
- データファイルの内容がListViewに反映されることをチェック
というわけで首尾よくダミーデータが表示された。めでたしめでたし。
■ 次はいよいよ実際のニコニコ動画チェックの処理である。いったんここで記事を切る。【次の記事】に続く。
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