2017年8月21日月曜日

C#のWindowsフォームでマイリス更新チェック(2)

【前記事】の続き。

■ こないだ作ったPerlスクリプトでは、必要なデータを全部コード内に書いた。インタープリタ言語のいいところだ。データを追加したければスクリプト本体を書き換えればいい。

しかしC#では、データとコードは分離させる。データ形式は次の候補を考えた。
  • CSV形式: カンマ区切リテキスト、エクセルで編集できる
  • XML形式: タグ付き構造化テキスト、ライブラリが充実
  • JSON形式: ジェイソン、便利そうだが使ったことがない
そして1分間の熟慮の結果、今回はXML形式を採用することに決めた。

■ とりあえず動作確認用のXMLデータを手作業で作る。
  1. メニューから、[プロジェクト]-[コンポーネントの追加]-[ファイル]
  2. カテゴリは[Visual C# アイテム]-[データ]
  3. ファイルの種類は[XMLファイル]を選択
  4. ファイル名をNicoCheckGuiData.xmlとして、[追加]ボタン
  5. XMLエディタで、下記※のダミーデータを入力する
  6. ソリューション内のNicoCheckGuiData.xmlをクリックし、ファイルのプロパティを表示
  7. [ビルドアクション]を、"コンテンツ"にする(すでになっている)
  8. [出力ディレクトリにコピー]は、"新しい場合はコピーする" を選ぶ
※NicoCheckGuiData.xmlに入力するダミーデータがこちら


■ このXMLのitem要素を、C#コードではデータ保持用のNicoInfo型に変換して扱うことにする。

まずForm1.csのコードウィンドウにSystem.Xmlのusing宣言を追加する。


次のようなNicoInfo型の定義を追加する。


データを読み込むLoadData()と、表示用のUpdateListVewi()を記述する。


作成したメソッドは、FormのLoadイベントハンドラから呼ぶ。


■ この段階でまたテスト実行してみよう。
  1. メニューから、[デバッグ]-[デバッグの開始]
  2. データファイルの内容がListViewに反映されることをチェック


というわけで首尾よくダミーデータが表示された。めでたしめでたし。

■ 次はいよいよ実際のニコニコ動画チェックの処理である。いったんここで記事を切る。【次の記事】に続く。

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