今日の目標→
UnicodeのBOMについて探求する前にちょっと脇道へ。 いちいちURLを入力するのが面倒になってきたので、 今回はWebブラウザからURLをドラッグ&ドロップできるようにプログラムを改造してみる。
●Webブラウザからのドラッグデータを受け取るには
最近のWebブラウザは、 画面上のリンクや画像などをドラッグ&ドロップで持ち出せるので非常に便利である。 問題は、Webブラウザのドラッグ&ドロップには標準的な手法が決まっておらず、 各陣営が好き勝手にやっているという点だ。
試しにフォームのDragDropイベントに次のようなコードを書いて実行してみるといい。
ブラウザ画面から上記のフォームにリンクか何かをドラッグ&ドロップすると、 いろいろな形式のデータが取得可能なことがわかる。 ただし種類はFireFoxとChromeとMS Edgeでバラバラだ。 唯一共通しているのは、
UniformResourceLocator
という形式のドロップデータである。 これは字面からわかる通りURLを表している。 この形式のドロップデータからURLを文字列として取り出すには次のように書く。
URL以外のデータにも便利なものがありそうで、 たとえばブラウザから画像をドラッグ&ドロップした場合、 ローカルPCのキャッシュデータなんかもとれるみたいだが、 ブラウザごとに挙動が変わるのが困るなあ。 まあURLさえわかってれば、もっかいデータを読みにいけばいいんだし…。
●プロジェクトの作成
というわけで、前々回(P011~)で作成したNetJob2を改造する。
- プロジェクト作成ウィンドウを開く
- 「Windowsフォームアプリケーション」テンプレート、名前は「NetJob3」でプロジェクトを作る
- Form1.csを開き、NetJob2のFomr1.csをコピペし、次のように改造する
プログラムを実行し、ブラウザからURLをドラッグ&ドロップできることを確認する。やっぱドラッグ&ドロップは便利だなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿