2015年11月29日日曜日

P006-色付き表示をライブラリ化

今日の目標→

前回は、「色付き文字を出力するメソッド」を作った。使ってみたら結構便利なので、他のプログラムからでも利用できるように、これをライブラリ化してみる。

●プロジェクトの作成

とりあえず「TextWork3」という名前で、新規プロジェクトを作る

●色付き文字表示用クラスRichReporterの作成

  1. メニューバーから「プロジェクト」→「クラスの追加」を選ぶとクラス追加ウィンドウが開く
  2. 左のカテゴリで「コード」を選び、右のアイコンから「クラス」を選ぶ
  3. 名前を「RichReporter.cs」として「追加」を押すと、新しいコードウィンドウが開く
  4. 次のコードを入力する

メソッドの中身は、前回(TextWork2)のForm1.csとまったく変わらないので、ほとんどコピペでいけるはず。ただしPrint()とColorPrint()は公開メソッドにするので、private宣言をpublicに修正してちょ。

●フォームからRichReporterクラスを利用する

  1. Form1.csを開く
  2. 次のコードを入力する

RichReporterクラスの使い方は、まず

MyReporter = new RichReporter(MyTextBox);

のように、出力先を指定してRichReporterのオブジェクトを作る。そして、

MyReporter.ColorPrint(Color.Red, "ほげほげ");

みたいな形でメソッドを呼び出せば、指定した出力先にテキストが表示されるという寸法だ。ね、簡単でしょう?(反語表現)

●次回の予告

次回はこのRichRepoterライブラリを、ソースコードのままリンクして利用する方法と、DLL化して利用する方法について説明する。

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