無償版のVisual Studioにはいくつか種類がある。2015年時点で利用できる代表的なものを以下にあげる。
- Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop
- Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop
- Visual Studio Community 2013
- Visual Studio Express 2015 for Windows Desktop
- Visual Studio Community 2015
各バージョンの数字部分は発表年度で、基本的に新しいものほど機能が充実している。特にこだわりがなければ最新版を使えばよい。
次に「Express」と「Community」の違いだが、Expressは動作環境ごとの開発ツールだ。たとえば、
- PCプログラム用 → Express for Windows Desktop
- Webプログラム用 → Express for Web
というように、ターゲットごとに別パッケージが用意されている。
これに対してCommunityは、複数の動作環境に対応した開発ツールだ。こちらはオールインワンで便利だが、規模が大きいため扱いが難しいところもある。
本ブログでは、基本的にPC用のプログラムしか扱わないので、「Visual Studio Express 2015 for Windows Desktop」を利用して話を進めることにする。
インストール手順は次のとおりである(2015年11月現在)。
(1) Microsoft本家のダウンロード用サイトを開く
https://www.visualstudio.com/downloads/download-visual-studio-vs
(2) 中央の左側にバージョン選択メニューがあるので「2015」を選ぶ。
(画像準備中)
(3) メニューから目的の「Visual Studio Express 2015 for Windows Desktop」を選ぶと、画面の右側にダウンロード用ボタンが現れる。
(画像準備中)
(4) 「ダウンロード」ボタンをクリックすると"wdexpress_full.exe"のダウンロードが始まる。これは単なるインストーラであり、ファイルサイズも3MB程度なので、ダウンロードはすぐに完了する。
(5) ダウンロードフォルダを開き、wdexpress_full.exeを実行すると、Visual Studio本体のダウンロードとインストールが始まる。データ量は2GB近くあり、インストールが完了するまで数十分から数時間はかかると覚悟したほうがよい。
インストールが完了したら、 Windowsのスタートメニューに"Visual Studio 2015"というグループが作られているはずだ。その中の"VS 2015 Express for Desktop"というアイコンをクリックすると、いよいよVisual Studioが起動する。
(画像準備中)
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